今も昔も変わらない悩みで最も多いのがいじめの問題ですね。「自分の子どもは大丈夫かしら」、と不安に思っているご家庭も少なくありません。

また、いじめの問題は一朝一夕で解決できるものでもありません。

スマホが普及した現代の子どもたちは、「ネットいじめ」も心配ですよね。

本人の知らないインターネットの世界で悪口を言い合ったり、無視をしたりと、大人からも見えにくくなり、より根深い問題になってきているといいます。

教育現場でも、携帯電話を学校に持ってこさせないなどの対応を取ってはいますが、いたちごっこのようです。

いじめや子ども同士のトラブルをどう回避していくのかは、頭が痛い問題ですね。

トラブルが起こってから対処すると時間もかかります。起こる前の対応が、子どもの行動に変化をもたらしますし、傷も浅くて済みます。

いじめてしまう子の心理とは?

人間には、自分と異なるものを自分の世界から排除しようとする心の動きがあります。劣等感をいだくのが怖いから、自分を守りたいのです。

相手を自分より弱い立場として勝手に認識し、「自分は大丈夫」だと思い込みたい心理が働きます。

それが差別の発生です。その差別が相手を痛めつけるいじめへと変わっていくのです。

いじめをする子も、「自分は自分でいい」と思える自己肯定感がとても低く、その子もまた、家庭では被害者であったりします。

より弱いものへと負の連鎖がおこっているのです。だからといっていじめは許していいものではありません。

家庭でできるいじめへの対応とは?

いじめに発展する前から、心の持ち方について大人として話をしてあげることが大切です。

・加害者になる前に

実は、幼少期からその教育は始まっています。

子どもは両親の話をよく聞いています。子どもの前で愚痴っぽくなっていませんか?お友達と比較したりしていませんか?

愛情は親から子へ渡すもの。それが、今は愛情の親子逆転現象が起こっています。親の相談役になってしまっているのです。

子どもに愚痴を聞いてもらうことで親はスッキリしても、子どもの心は不満を抱えたままになっています。その不満が、いじめの種になってしまうです。

いじめが発生して深刻になる前に、子どもの心のサインに気付いてあげましょう。

子どもは子どもの世界があります。人生の先輩として、子どもの世界を大切にしてあげたいものです。

・被害者になってしまう前に

家事・育児でストレスを感じやすいことに、夜の寝かしつけを挙げるお母さんが多いそうです。

ですが、この「寝かしつけ」の時間、実は、コミュニケーションのゴールデンタイムなんです。

学校で嫌なことがあったとき、本当は話を聞いてもらいたい…。

でも、言葉に変えるだけの力がまだ育ってなかったり、保護者自身も忙しかったりして十分に話が聞けませんね。

夜の静かな時間は、子どもの心を開く不思議な力があります。ポツリポツリと話をしてくれますよ。

そのときに心得ていてほしいこと。嫌なことを話すということは、心のエネルギーを消耗しています。だからこそ、話してくれたことを褒めてあげましょう。

どんな状況になっても、あなたの味方であることを精一杯伝えましょう。

もちろん、いじめの深刻度によって対応は変わってきますが、親子の会話は、いじめ解決の第一歩になります。

不思議なことですが、親子関係がうまくいっていると、子どもには困難なことを解決していこうという力が育つそうです。これが自己肯定感なんですね。


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